鼠径部(そけいぶ)とは?場所や見た目・構造を写真とイラストで専門医が解説
太ももとお腹の境目、足の付け根に入る溝のあたりを、鼠径部(そけいぶ)と呼びます。
「鼠径部が痛い」「鼠径部にしこりがある」と外来でご相談を受けるとき、場所そのものがあやふやな方は少なくありません。ふだん口にする言葉ではないので、無理もない話です。
場所を指で確かめられるようになると、痛みやしこりを医師に伝える言葉が具体的になり、診察もそこから始まります。足の付け根が膨らむ鼠径ヘルニア(脱腸)が起こるのも、この場所です。
この記事で分かること
- 鼠径部の正確な場所と、指で探すときの目印
- 「鼠径(そけい)」という名前の由来と、英語での呼び方
- 鼠径部を通る血管・神経・リンパ・筋肉のはたらき
- 鼠径部に起こりやすい病気と、見分けの手がかり
- 鼠径ヘルニア(脱腸)がこの場所に出る理由
- 受診を考える目安と、診察で行うこと
目次
鼠径部の場所とは?【図解で分かりやすく説明】
位置は、下腹部と太ももが出会う線の上で、体の左右に一本ずつ。
立ったまま片方の脚を軽く持ち上げると、足の付け根に深いしわが入ります。そのしわに沿った帯のような部分が鼠径部で、腰骨の前の出っ張りから恥骨のあたりへ向かって、斜め内側に走っています。
下着のゴムが当たる線とほぼ重なるので、「Vライン」と言ったほうがぴんとくる方もいらっしゃいます。
太ももの付け根、股の付け根、股関節の前と呼び方はいろいろでも、指しているのはこの溝の周りです。
足の付け根との関係
「足の付け根」と鼠径部は、日常の言葉ではほぼ同じ場所を指します。医学の用語として使うときは、この溝を中心にした一帯を鼠径部と呼び、溝より下の太ももとは分けて考えます。
実際の診察では、患者さんに「どのへんですか」と指で示していただきます。溝の真上なのか、溝より下の太ももなのか、溝より上のお腹側なのか。それだけで考える病気がだいぶ絞れます。
鼠径部を探す目印
- □ 脚を持ち上げたときに深く折れ曲がるしわ
- □ 下着のゴムのラインが当たるところ
- □ 指を当てると脈(大腿動脈の拍動)を感じる場所
- □ 座ったときに自然にくぼむ場所

ヘルニア(脱腸)の膨らみが出るのも、まさにこの溝の周り。足の付け根の違和感で気づく方が多いのは、そういう理由です。足の付け根のしこりを様子見してよいかの目安は、別のページにまとめています。
「鼠径(そけい)」の語源と由来
「鼠」はネズミ、「径」は細い道を表す字で、字面だけ見ればネズミの通り道という意味になります。
なぜネズミなのかは、はっきり分かっていません。脚を曲げたときにできる溝がネズミの通る小道に見えるからという説もあれば、胎児の時期に精巣がお腹から陰嚢へ降りていく通り道を、ネズミが穴を抜ける様子になぞらえたという説もあります。古い中国の医学書に由来する言葉だと説明する資料も見かけます。
どれが正解かは分かりませんが、外来で「先生、なんでネズミなんですか」と聞かれることはわりとあります。医学用語として今も正式に使われている、というのが確かな部分です。

ちなみに「鼠蹊部」と書かれることもあり、こちらの「蹊」も小道という意味で、読みはどちらも「そけいぶ」です。
海外での呼び方
英語では inguinal region(インギナル・リージョン)、あるいは単に groin(グロイン)。inguinal は、足の付け根を指すラテン語の inguen が語源です。
鼠径ヘルニアは inguinal hernia、鼠径管は inguinal canal。診断書や海外の資料に出てくるときは、この単語だけ覚えておけば迷いません。
鼠径部の構造と重要な役割
ここは、脚とお腹をつなぐ関所のような場所です。脚へ向かう血管も神経も、脚から戻ってくるリンパも、ここを通ります。
通り道が集まっているぶん構造は込み入っているので、主なものを表にまとめました。
| 組織系統 | 主要な構造 | 主な機能・役割 |
|---|---|---|
| 血管系 | 大腿動脈・大腿静脈 | 脚全体への血液の供給と還流 |
| 神経系 | 大腿神経・外側大腿皮神経 | 脚の運動と感覚 |
| リンパ系 | 鼠径リンパ節(浅・深) | 免疫・感染への防御 |
| 筋肉系 | 腸腰筋・内転筋群 | 歩行・姿勢の保持 |
| その他 | 鼠径管・鼠径靭帯 | 精索(男性)・子宮円索(女性)の通り道 |

手術をする側から言えば、鼠径ヘルニアの手術はこの関所のすぐ隣で行う作業です。血管と神経の位置を頭に入れたうえで進めます。
血管系:生命を支える重要な血液の通り道
いちばん太いのは大腿動脈と大腿静脈で、心臓から脚全体へ血液を送り、また戻す幹線道路にあたります。
溝の真ん中あたりに指を当てると、トクトクと脈を感じます。これが大腿動脈で、救急の現場で脚の血流を確かめるときにも触れる場所です。

専門医のワンポイント
外来でご相談を受けるなかで、「足の付け根がドクドクする気がする」とおっしゃる方がいらっしゃいます。多くは大腿動脈の拍動をご自身で触れているだけで、病気ではありません。脈打つ膨らみが大きくなってくる場合だけは血管の病気も考えますので、診察のときにお伝えください。
神経系:足の動きと感覚を司る
脚の動きと感覚を担う神経も、ここを通って太ももへ降りていきます。代表が大腿神経で、太ももの前側の筋肉を動かし、膝を伸ばす動作を受け持ちます。
皮膚の感覚のほうは、太ももの外側を受け持つ外側大腿皮神経の担当です。ベルトや締めつけの強い服で圧迫されると、太ももの外側がしびれたりヒリヒリしたりする「異常感覚性大腿痛」を起こすことがあります。
もう一つ、鼠径ヘルニアの手術と縁の深い神経があります。鼠径管の中やそのすぐ近くを走る細い神経で、日本ヘルニア学会のガイドラインは、手術後に長く続く痛みとこれらの神経との関わりを取り上げています(CQ17-2)。手術のとき私たちが神経の走り方に神経質になるのは、このためです。
リンパ系:体の防御システムの要所
足の付け根には、リンパ節がまとまって並んでいます。浅いところにある浅鼠径リンパ節と、血管に沿った深いところにある深鼠径リンパ節。脚や下腹部から流れてきたリンパ液を、ここで一度受け止めます。
足に傷ができたり、水虫が悪化したりすると、ここのリンパ節が腫れて「しこり」として触れることがあります。体が感染と戦っている印で、原因が治まれば小さくなるのがふつうです。
押すと痛い豆のようなしこりは、鼠径部のしこりのなかで鼠径ヘルニアの次に多いご相談です。
筋肉系:動作を支える筋肉の集合地点
股関節を曲げる腸腰筋と、太ももを内側に引き寄せる内転筋群がここに集まっています。歩く、階段を上る、脚を組む、どの動作でも鼠径部の筋肉が働いています。
サッカーや陸上のように蹴る・走るを繰り返す競技では、内転筋の付け根や恥骨の周りに炎症が起きて鼠径部が痛むことがあります。ガイドラインも、鼠径ヘルニアと見分けるべき病気として内転筋の腱炎や恥骨炎を挙げています(CQ3-1)。
筋肉の痛みとヘルニアの膨らみは、診察で区別がつきます。押して戻る膨らみがあるかどうかが、その分かれ目。膨らみが無い鼠径部の痛みをどう振り分けるかは、別のページにまとめています。
鼠径部に起こりやすいトラブルと症状
通り道が集まる場所には、トラブルも集まります。膨らむ、腫れる、痛む、しこりができるといった訴えが、この場所には多いのです。
何が起きているかは、「どこに」「どんなふうに」出ているかでかなり見当がつきますので、代表的なものを多い順に挙げます。
鼠径ヘルニア(脱腸)
最も多いのは鼠径ヘルニアです。腹壁の弱いところから腸や脂肪が皮膚の下へ押し出されてくる病気で、足の付け根がぷくっと膨らみます。
鼠径ヘルニアの見た目の特徴
- □ 立つ・いきむ・咳をすると膨らみが目立つ
- □ 横になると小さくなるか、消える
- □ 触ると柔らかく、押すと中へ戻る
- □ 痛みはないこともあれば、重だるいこともある
立つと出て、横になると引っ込む。この動きがあれば、鼠径ヘルニアをまず考えます。
痛みの有無も含めた鼠径部のしこりの見分け方は、別のページで7つの病気に分けて整理しました。
リンパ節の腫れ
先ほどのリンパ節が腫れると、足の付け根に硬めのしこりとして触れます。押すと痛むことが多く、熱っぽさやだるさを伴うこともあります。
リンパ節の腫れの特徴
- □ 触ると硬いしこりとして分かる
- □ 押すと痛いことが多い
- □ 発熱やだるさを伴うことがある
- □ 片側にも両側にも出る
足の傷や水虫が引き金なら、原因が治まるにつれて小さくなります。数週間たっても引かない、逆に大きくなる、38℃以上の熱が続くといったときは、別の病気も考えて受診してください。
筋肉・腱の損傷
運動のあとに鼠径部がつっぱる、蹴ると痛い。こうした痛みは、筋肉や腱の使いすぎが原因のことが多いです。
膨らみがなく、動かしたときだけ痛むのが特徴で、休ませると軽くなります。ただし痛みが長引くときは股関節の病気や恥骨の炎症が隠れていることもあり、その場合は整形外科での診察が向いています。足の付け根の痛みで考えられる病気と、それぞれの行き先は別にまとめてあります。
その他の疾患
粉瘤(皮膚の下に袋ができて古い角質がたまる良性のできもの)や脂肪腫(柔らかい脂肪のかたまり)、股関節の病気からくる関連痛も、鼠径部に出るものです。
女性では、鼠径管の中に水がたまるNuck管水腫(ヌックかんすいしゅ)が鼠径ヘルニアと紛らわしく、妊娠中には子宮円靭帯の静脈瘤が痛みやしこりの原因になることがあります(CQ3-1)。男性では、精巣の腫れやしこりとの見分けが要ります。

見た目や触った感じが似ていても、治療はまったく違います。自己判断でなく一度診てもらうのが、結局は早道です。

専門医のワンポイント
外来でご相談を受けるなかで、皮膚科で「粉瘤ではない」と言われてから来られる方がいらっしゃいます。皮膚の表面に変化がなく、皮膚の下から出てくる膨らみは、皮膚科より外科の守備範囲です。最初から外科・消化器外科に来ていただいても構いません。
参考:鼠径部ヘルニア診療ガイドライン2024(日本ヘルニア学会) CQ3-1
関連記事:女性の鼠径部の痛みは鼠径ヘルニア(脱腸)?症状が出にくい理由と見分け方を専門医が解説
鼠径ヘルニア(脱腸)と鼠径部の関係
なぜ、ヘルニアはよりによって鼠径部に出るのか。答えは、この場所の作りにあります。

鼠径部の解剖学的弱点
腹壁には、「鼠径管」という細いトンネルが斜めに通っています。男性では精巣へ向かう血管と精管を束ねた精索が、女性では子宮を支える子宮円索が、この中を通り抜けています。トンネルの入口が内鼠径輪、出口が外鼠径輪です。この入口から袋が入り込んで出てくるのが、外鼠径ヘルニアです。
トンネルがある以上、そこは壁として弱くなります。年齢とともに筋膜がゆるみ、咳や排便、重い荷物でお腹に力がかかるたびに、弱い場所が少しずつ押し広げられていく。広がった隙間から腸や脂肪が出てくるのが鼠径ヘルニアです。トンネルの後ろの壁が面としてゆるんで出てくるものは、内鼠径ヘルニアと呼びます。
男性に多い理由は、精巣が降りてくる通り道として鼠径管が太く長いからです。手術を受ける方の約85%が男性。一方、女性の鼠径管は子宮円索が通るだけなので、構造として細くできています。
日本ヘルニア学会のガイドラインは、成人の発症に関わる因子として、男性であること、高齢、家族歴、痩せ型のほか、慢性の咳や前立腺の手術歴、排尿の障害などを挙げています(CQ1-1)。お腹に力がかかる状態が続く方ほど、弱い場所に負担が集まります。咳が長引いている方や、便秘で毎日いきんでいる方も同じ方向に働きます。
太い靭帯(鼠径靭帯)のすぐ下にも、大腿輪という小さな穴があります。ここから出るのが大腿ヘルニアで、高齢の痩せ型の女性に多いとされてきました(CQ2-1)。穴が小さく硬いぶん嵌頓しやすいのが、この型の怖いところです。

専門医のワンポイント
外来でご相談を受けるなかで、「重いものを持ったせいで脱腸になった」と思っておられる方が多いです。きっかけにはなりますが、土台は加齢による筋膜のゆるみで、誰にでも起こりうる変化です。ご自身を責める必要はありません。
早期発見・早期治療の重要性
一度できた鼠径ヘルニアは、放っておいて自然に閉じることはありません。ガイドラインも、成人の鼠径ヘルニアは自然治癒しないとしています。
怖いのは嵌頓(かんとん)で、出てきた腸が締めつけられて戻らなくなり、血流が止まる状態です。

押しても戻らない膨らみと強い痛みが出たら、その日のうちに受診してください。放置すると腸が壊死し、腹膜炎へ進むことがあります。
もっとも、症状が軽いうちなら手術の時期を相談しながら決められます。ガイドラインでは、症状のない鼠径ヘルニアは十分な説明のうえで手術も経過観察も選べるとされていますが、経過観察を選んだ方の3割以上が数年のうちに手術を受けたという報告もあります(CQ5-1)。待つなら、嵌頓のサインを知ったうえで待つ。
早めの受診をお勧めするサイン
- □ 足の付け根の膨らみや腫れ
- □ 立つ・いきむと目立つ膨らみ
- □ 鈍い痛みや違和感が続く
- □ 歩くときの不快感
参考:鼠径部ヘルニア診療ガイドライン2024(日本ヘルニア学会) CQ1-1・CQ2-1・CQ5-1
鼠径部の異常を感じたら専門医へご相談を
血液・神経・リンパ・筋肉が集まる交差点、それが鼠径部です。だからこそ、そこの異変は体からのサインとして受け止めていただきたいのです。
受診を検討すべき症状
次のどれかに当てはまれば、恥ずかしがらずに受診してください。
- □ しこりや腫れを触れる
- □ 痛みや違和感が続く
- □ 立ったときに膨らみが目立つ
- □ 歩くと不快感がある
- □ 発熱を伴うリンパ節の腫れ
迷ったら、外科・消化器外科へ。鼠径ヘルニアならその場で診断がつきますし、別の病気なら適した科へつなげます。

診断の流れも、それほど大がかりではありません。立った姿勢と寝た姿勢で膨らみを確かめ、お腹に力を入れていただく。押して戻る膨らみがあれば、ガイドラインでは画像検査なしで診断してよいとされています。はっきりしないときは、立った状態や息んだ状態での超音波検査が第一選択です(CQ3-1)。
当院での専門的な診療
当院は、鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り腹腔鏡手術に特化したクリニックです。日本外科学会の外科専門医が、診察から手術、術後の経過まで担当します。
腹腔鏡手術では、お腹の内側から弱くなった場所をメッシュで補強します。傷が小さく、当院では日帰りで行っています。手術にかかる費用の目安は別のページにまとめています。
最寄りは大阪・梅田駅で徒歩5分、JR東西線の北新地駅からは徒歩1分です。土曜は予約なしでも受診でき、日曜・祝日は予約制ですので、お仕事の合間に診断だけ受けていただくこともできます。
診断だけでも構いませんので、気になる膨らみやしこりがあればご相談ください。初めて受診されるときの流れや持ち物は別のページにまとめています。
鼠径部に関するよくある質問(FAQ)
患者さんからよくいただく、鼠径部についてのご質問にお答えします。
太ももとお腹の境目、足の付け根の溝の周りです。脚を持ち上げたときに深く折れ曲がるしわ、下着のゴムが当たる線とほぼ重なります。指を当てると脈を感じる場所、と覚えていただくと確かです。
「鼠」はネズミ、「径」は小道で、字のとおりならネズミの通り道です。溝の形が小道に見えるからという説、胎児期に精巣が降りる道をネズミになぞらえたという説など諸説あり、はっきりしていません。英語では inguinal region と呼びます。
骨格や血管の並びは同じですが、鼠径管を通るものが違います。男性は精索(精巣へ向かう血管と精管の束)、女性は子宮円索です。男性の鼠径管のほうが太く長いため鼠径ヘルニアになりやすく、手術を受ける方の約85%が男性です。女性では、大腿ヘルニアの割合が男性より高くなります。
膨らみやしこりがあるなら、外科・消化器外科です。鼠径ヘルニアならその場で診断がつき、別の病気でも適した科へつなげます。運動のあとに動かすと痛むだけで膨らみがなければ整形外科、皮膚が赤く腫れて膿が出ているなら皮膚科が向いています。押しても戻らない膨らみと強い痛みは、その日のうちに受診してください。
片側だけでも珍しくありません。鼠径ヘルニアは片側に出ることが多く、両側に出る方もいます。リンパ節の腫れも、原因となる傷や感染がある側だけに出ます。片側だから軽い、という関係はないので、気になれば診てもらってください。
外来で最も多いのは鼠径ヘルニアで、次いでリンパ節の腫れ、粉瘤、脂肪腫です。立つと出て横になると消える膨らみは鼠径ヘルニア、押すと痛い硬めのしこりはリンパ節の腫れが典型です。それぞれ治療が違うので、正確な診断を受けてください。
日常の会話ではほぼ同じ意味で使われ、「脱腸」も同じ病気を指します。学会の用語では少し違い、日本ヘルニア学会のガイドラインは外鼠径ヘルニアと内鼠径ヘルニアを「鼠径ヘルニア」、それに大腿ヘルニアを加えたものを「鼠径部ヘルニア」と呼び分けています。
患者さまが知っておくべきポイント
- 鼠径部は足の付け根の溝の周り。脚を持ち上げてできるしわと、脈を感じる場所が目印
- 血管・神経・リンパ・筋肉が集まる交差点で、鼠径管という通り道が腹壁の弱点になる
- 立つと出て横になると消える膨らみは鼠径ヘルニア。自然には治らない
- 押しても戻らない膨らみと強い痛みは、その日のうちに受診
- 迷ったら外科・消化器外科へ。診断だけの受診でも構わない
鼠径ヘルニア脱腸日帰り手術大阪アルプスクリニック
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