尼崎市から電車で往復できる鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術
JR尼崎駅から新快速で約5分の大阪駅。そこから地下街を歩いた先の大阪駅前第2ビル1階で、鼠径ヘルニア(脱腸)という病気の手術を入院せずに日帰りで受けていただけます。
「脱腸」とも呼ばれる鼠径ヘルニアとは?
「脱腸」とも呼ばれる鼠径ヘルニアは、足の付け根のあたりでお腹の壁が弱くなっているところから、腸や脂肪が押し出されてくる病気です。放っておいて治ることはなく、治す方法は手術です。
お腹の壁の弱い場所があるのは、医学で鼠径部と呼ぶあたり。鼠径部の見た目と位置のページで、写真とイラストを使って説明しています。
足の付け根のしこりが気になる方へ
しこりの原因は鼠径ヘルニアのほかにもあり、リンパ節の腫れや粉瘤、脂肪腫などが知られています。
見分けるときにまず確かめるのは、押すと痛いか、横になると消えるか。鼠径部にしこりがあるときの記事と足の付け根にしこりがあるときの記事で、それぞれ詳しく説明しています。しこりは無く痛みだけがあるなら、足の付け根の痛み方と原因のページへ。

手術の日の帰りに電車を使っても大丈夫ですか
大丈夫です。帰りは12時15分ごろの見込みで、尼崎までは電車に乗れば10分ほど。お昼過ぎには家に着けます。
朝は8時45分に来院していただき、体調の確認と麻酔科医の確認のあと、9時に手術室へ入ります。手術室を出るのは10時45分ごろ。個室の回復室で歩けるか、水が飲めるかを見てから帰り支度に移るので、院にいるのは3時間半〜4時間ほどです。

ただし運転はできません。全身麻酔と鎮静剤の作用がまだ残っているので、車もバイクも自転車もこの日は使わず、電車で帰るか、ご家族に迎えに来てもらってください。
関連記事:鼠径ヘルニア(脱腸)日帰り手術の流れと手術時間|当日のスケジュールと術後の過ごし方を専門医が解説
80〜85歳の方はご家族と一緒に
80〜85歳の方には、説明を聞く初診と手術の当日に、ご家族や同居の方にも来ていただいています。家で見守ってくれる方がいるかどうかも、日帰りか入院かを決める材料の一つ。86歳以上の方の手術は行っておらず、診察と診断までになります。手術が要ると分かったときは、病院へ紹介します。
尼崎市の人口構成と鼠径ヘルニア(脱腸)の潜在人数
尼崎市の人口構成(高齢化率・男性比率)
| 項目 | 数 |
|---|---|
| 総人口 | 459,593人 |
| 65歳以上の割合(高齢化率) | 29.0% |
| 75歳以上の割合 | 15.3% |
| 男性の割合 | 48.4% |
出典:2020年国勢調査(e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ」)。65歳以上・75歳以上の割合は、年齢不詳を除いて計算しています。
高齢化率は29.0%で、75歳以上の方も15.3%。尼崎市でも、家族に同じ病気の人がいることなどと並んで、性別と年齢が起こりやすさに関わる要素になります。
尼崎市で想定される鼠径ヘルニア(脱腸)の潜在人数は?
男性人口222,293人をもとにすると、尼崎市では約74,100人になります。一生のうちに鼠径ヘルニアになる男性は、およそ3人に1人といわれているためです。あくまで生涯で見たときの目安で、今の患者数ではありません。気になる膨らみがあるなら、一度は調べておく価値があります。
尼崎から当院までの行き方
JR・阪神・阪急のどれを使っても、梅田までは乗ってしまえば10分前後です。
乗る電車を決めたら、大阪で鼠径ヘルニアの手術を受けられる当院の診療時間もあわせて確かめておいてください。

JR尼崎駅から
新快速なら大阪駅まで約5分、快速でも約7分で着き、大阪駅の改札を出てから当院までは徒歩5分ほどです。JR東西線に乗れば、乗り換えなしで北新地駅まで約12分。北新地駅からは歩いて1分ほどです。
阪神尼崎駅から
直通特急に乗れば大阪梅田駅まで10分ほどで、阪神の大阪梅田駅から当院までも歩いて5分ほどの距離です。
阪急塚口駅から
阪急神戸線に乗れば大阪梅田駅まで約12分で、駅からは地下街を通って当院まで歩いて来られます。
下の地図では、尼崎市役所を出発点にして当院までの道のりを表示しています。
初診の日に検査を済ませます
初診の日は、診察と超音波で膨らみを確かめたあと、麻酔に備えて血液と心電図、呼吸の働きを調べます。結果がそろったらご希望を伺って手術の日を決め、早ければ初診の2日後に手術を受けられます。保険証、お薬手帳など、持ってくるものは初診の持ち物と流れのページで確かめられます。手術の日の時間割は鼠径ヘルニア日帰り手術の時間割に、病気そのものの説明は脱腸についての総合案内にまとめました。
膨らみが戻らず強く痛むときはすぐ受診を
いつもは押すと引っ込む膨らみが戻らず、硬くなって強く痛む。吐き気がある、お腹が張って便やガスが出ない。こうしたときは、腸がはまり込んで戻らなくなる嵌頓(かんとん)が疑われます。
尼崎からなら、電車ですぐ来られる距離です。予約の空きを待たずに受診してください。夜間や休日なら、救急外来へ。