滋賀県大津市から大阪駅前へ通う鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術
滋賀から脱腸とも呼ばれる鼠径ヘルニアの手術を受けに来られる場合も、大阪へ来るのは初診と手術の日の最短2回です。当院のある大阪駅前第2ビル1階へは、JR大津駅から新快速で乗り換えなしの約40分です。
咳やくしゃみで膨らむ鼠径ヘルニア(脱腸)とは?
鼠径ヘルニア(脱腸)は、足の付け根のお腹の壁の弱い場所から、腸や脂肪が押し出されてくる病気です。咳やくしゃみをしたとき、重い物を持ち上げたときに膨らみが大きくなり、押し込むと引っ込むのが典型です。

足の付け根・
鼠径部にふくらみ

腹圧をかけた時に
ふくらみが目立つ
足の付け根のこのあたりは、医学では鼠径部と呼ばれます。範囲の目安は鼠径部の範囲と見た目で確かめられます。
鼠径部のしこりに気づいた方へ
膨らみではなく、しこりとして気づく方もいます。鼠径部のしこりでいちばん多いのは鼠径ヘルニアですが、腫れたリンパ節や粉瘤、脂肪腫ということもあります。
押したときに痛むか、横になったら消えるか。この2点でおおよその見当がつきます。詳しくは鼠径部のしこりと病気の種類の記事で、日がたつと引いていくしこりかどうかは足の付け根のできものの記事で説明しています。しこりは無いのに痛む、という方は足の付け根の痛みの見分け方のページへどうぞ。
大津市の人口構成と鼠径ヘルニア(脱腸)の潜在人数
大津市の人口構成(高齢化率・男性比率)
| 項目 | 数 |
|---|---|
| 総人口 | 345,070人 |
| 65歳以上の割合(高齢化率) | 26.9% |
| 75歳以上の割合 | 13.3% |
| 男性の割合 | 48.3% |
出典:2020年国勢調査(e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ」)。65歳以上・75歳以上の割合は、年齢不詳を除いて計算しています。
鼠径ヘルニアは、男性であることや年を重ねることが起こりやすさに関わる病気です。大津市で65歳以上の方が占める割合は26.9%、75歳以上では13.3%。
大津市で想定される鼠径ヘルニア(脱腸)の潜在人数は?
大津市の男性166,673人に「男性のおよそ3人に1人」という割合を当てはめると、約55,600人です。鼠径ヘルニアは、男性の3人に1人ほどが一生のうちに一度は経験するといわれています。今まさに膨らみがある人の数ではなく、一生のうちに起こりうる人の目安です。足の付け根の膨らみに気づいたら、一度調べておいてください。
大津から大阪駅前までの行き方
JR琵琶湖線の新快速が、大阪駅まで乗り換えなしで走っています。大津駅からは約40分。大阪駅で降りたら、地下街を通って5分ほど歩けば当院です。
大阪で脱腸の手術を日帰りで行う当院の診療時間は、出かける前に一度ご覧ください。

石山駅からも新快速で大阪駅へ
石山駅にも新快速が止まるので、大津駅と同じように、乗り換えをせずに大阪駅まで来られます。
下の地図では、大津市役所を出発点にして当院までの道のりを表示しています。
手術の日は8時45分に来院して昼過ぎには帰れます
大津駅から大阪駅までは新快速で約40分、大阪駅から当院までは地下街を歩いて5分ほど。乗り継ぎの待ち時間も見込むと、朝は8時前に大津駅を出ておく計算です。
| 時刻(一例) | 院内ですること |
|---|---|
| 8時45分 | 受付、体調の確認、麻酔科医の確認 |
| 9時 | 手術室へ(全身麻酔) |
| 10時45分ごろ | 手術が終わり、個室の回復室で休む。歩けるか、水が飲めるかを確かめる |
| 12時15分ごろ | 院を出て帰る |
帰りも運転はできません。電車で戻るか、ご家族に迎えに来てもらってください。当日の過ごし方は鼠径ヘルニア日帰り手術の当日の動きにもまとめています。
大阪へ来るのは初診と手術の日の最短2回です
初診で検査を済ませ、結果がそろえば、その場でご希望を伺って手術の日を決めます。状態によっては、初診の2日後に手術を受けることもできます。
初診の検査は超音波と血液検査、心電図、呼吸機能の検査で、健診の結果や他院で受けた検査の結果があれば、保険証やお薬手帳と一緒に持ってきてください。持ち物の一覧ははじめて受診する方への案内にあります。
グループの累計の手術件数は、鼠径ヘルニア手術の実績一覧のページに月ごとに載せています。病気そのものを先に知っておきたい方は、脱腸の症状と治療の基本からどうぞ。
帰ったあとに膨らみや熱が出たとき
手術の日は電話で、1日目と3日目はLINEで、こちらからご様子をうかがいます(LINEを使っていない方は電話)。診察が要るかどうかはこのやり取りで判断するので、滋賀から何度も来ていただく必要はありません。2週間ほどたってから、手術した場所がまた膨らんでくることもありますが、その多くはリンパ液がたまった漿液腫(しょうえきしゅ)で、たいていは時間とともに引いていきます。
傷が赤くなって膿が出てきた、38℃を超える熱が下がらない、痛みが強いまま治まらない。こうしたときは待たずに連絡をください。