京都市から鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術を受けに来る方へ
京都駅から新快速に乗れば、大阪駅までは約29分。当院はその大阪駅から地下街を5分ほど歩いたところにあり、鼠径ヘルニア・脱腸の手術を日帰りで行っています。
年齢とともに起こりやすくなる鼠径ヘルニア(脱腸)とは?
年齢とともにお腹の壁の筋膜がゆるむと、咳や重い荷物を持つ動作のたびに、足の付け根の弱い場所が少しずつ広がっていきます。広がったすき間から腸や脂肪がはみ出し、皮膚の下で膨らみになったものが鼠径ヘルニア(脱腸)です。
この足の付け根のあたりを、医学では鼠径部と呼びます。どこからどこまでを指すのかは、鼠径部の位置と見た目のページに写真とイラストで載せました。

手術の日は京都まで電車で帰れますか
帰れます。院を出るのは12時15分ごろが一例なので、新快速に乗れば、京都駅に着くのは昼過ぎです。
院にいる時間は3時間半から4時間ほど。8時45分に来て、体調の確認と麻酔科医の確認を受け、9時に手術室へ入ります。10時45分ごろ手術室を出たら個室の回復室で休み、歩けるか、水を飲めるかを見てから院を出ます。

その日は車も自転車も運転しないでください
運転はできません。麻酔や鎮静剤が体に残るため、手術の日は車・バイク・自転車の運転が禁じられています。ふだん駅まで車で出ている方は、送り迎えをご家族に頼むか、バスなどで駅へ向かう段取りにしてください。
付き添いをお願いする方
80歳以上の方は、手術の説明を受ける初診の日と手術の当日、ご家族か同居の方と一緒にお越しください。もっと若い方でも、状況によっては付き添いをお願いすることがあります。
京都市の人口構成と鼠径ヘルニア(脱腸)の潜在人数
京都市の人口構成(高齢化率・男性比率)
| 項目 | 数 |
|---|---|
| 総人口 | 1,463,723人 |
| 65歳以上の割合(高齢化率) | 28.3% |
| 75歳以上の割合 | 15.0% |
| 男性の割合 | 47.3% |
出典:2020年国勢調査(e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ」)。65歳以上・75歳以上の割合は、年齢不詳を除いて計算しています。
高齢化率は28.3%で、75歳以上の方も15.0%。京都市でも、家族に同じ病気の人がいることなどと並んで、性別と年齢が起こりやすさに関わる要素になります。
京都市で想定される鼠径ヘルニア(脱腸)の潜在人数は?
男性人口692,279人をもとにすると、京都市では約230,800人になります。一生のうちに鼠径ヘルニアになる男性は、およそ3人に1人といわれているためです。あくまで生涯で見たときの目安で、今の患者数ではありません。気になる膨らみがあるなら、一度は調べておく価値があります。
足の付け根にしこりや膨らみを見つけた方へ
足の付け根にできるしこりは、いつも鼠径ヘルニアとは限らず、リンパ節が腫れていることもあれば、粉瘤や脂肪腫のこともあります。
見分ける手がかりは、押して痛むかどうかと、横になると消えるかどうか。病気ごとの特徴は鼠径部のしこりの原因の記事で、日がたつと小さくなるものとそうでないものの区別は足の付け根のしこりの見分け方の記事で確かめられます。しこりが無く、痛みだけが続くときは足の付け根が痛む原因のページをご覧ください。
京都から大阪駅前までの行き方
早いのはJRの新快速です。阪急や京阪の沿線にお住まいなら、ふだん乗っている路線で来ていただいて構いません。
京都から向かう当院は、大阪駅前の鼠径ヘルニア日帰り手術クリニック。診療時間の表や院長のあいさつも、そちらで確かめられます。
JR京都駅から新快速で大阪駅へ
新快速なら、京都駅から大阪駅まで約29分。乗り換えはありません。大阪駅の改札を出たら、地下街を通って当院まで5分ほどです。
阪急京都河原町駅から大阪梅田駅へ
阪急なら、特急で京都河原町駅から大阪梅田駅まで約45分。そこからも地下街を歩けます。
京阪沿線からは京橋駅でJR東西線に乗り換え
京阪本線の特急は京橋駅に止まります。京橋駅でJR東西線に乗り換えて北新地駅で降りれば、当院までは歩いて1分ほどです。

地図の経路は京都市役所からのものです。
初診の日にすることと持ってくるもの
初診では、超音波で膨らみを確かめ、全身麻酔に備えて血液検査と心電図、呼吸の働きを調べる検査を行います。結果がそろえば、ご希望を伺ってその日のうちに手術の日を決めます。持ち物は、保険証とお薬手帳のほか、初診の流れと持ち物のページに一覧があります。健康診断や、ほかの病院での検査の結果をお持ちなら、それも一緒に。
手術を受けるかどうか、まだ決めかねている方もいると思います。その段階なら、脱腸の原因から治療法までを先に読んでおくと、初診で何を聞けばいいかがはっきりします。
手術の日の時間の流れは、鼠径ヘルニア日帰り手術の一日のページで確かめられます。朝に来て、昼過ぎには帰る一日です。
以前に手術した側がまた膨らんできた方へ
ずいぶん前にほかの病院で鼠径ヘルニアの手術を受け、何年もたってから、手術した側の足の付け根がまた気になってきた。そうしたご相談も受けています。決して珍しい相談ではありません。
再発には、手術から1〜2年のうちに出てくるものと、10年以上たってから出てくるものがあります。何年たっていても可能性は残るので、「昔のことだから」と様子を見ずに受診してください。前ぶれに早く気づけば、嵌頓(かんとん)という急ぎの状態になる前に手を打てます。