茨木市からJR・阪急で通う鼠径ヘルニア(脱腸)の日帰り手術
お薬手帳と、膨らんでいるときに撮った写真。初診の日に、何よりも先に持ってきていただきたいのが、この2つです。脱腸とも呼ばれる鼠径ヘルニアの日帰り手術を行う当院へは、阪急の茨木市駅から特急で大阪梅田駅まで約17分、JR茨木駅からなら快速で大阪駅まで15分ほどで、どちらの駅からも地下街を5分ほど歩けば着きます。
足の付け根の膨らみで気づく鼠径ヘルニア(脱腸)とは?
腸や脂肪がお腹の壁のすき間からはみ出して、足の付け根を膨らませる病気です。気づくきっかけはたいてい見た目の変化で、立っていると膨らみ、横になると消える。
様子を見て待っていても、足の付け根の膨らみが自然に消えることはなく、治すには手術が必要になります。
参考:鼠径部ヘルニア診療ガイドライン2024(日本ヘルニア学会)
写真で場所を確かめたい方は、鼠径部の見た目のページをご覧ください。

しこりや痛みが気になる方は
しこりとして触れる方もいます。リンパ節の腫れや粉瘤、脂肪腫との見分け方は、鼠径部の膨らみと病気の種類と、足の付け根のできもの・膨らみのページに書きました。足の付け根の痛みの見分け方のページは、しこりや膨らみの無い痛みについて書いたものです。
飲んでいる薬や持病は、どう伝えればいいですか
お薬手帳を、そのまま持ってきてください。血をさらさらにする薬なら、名前の分かるものも忘れずに。
診察の日に持ってきていただくもの
- 保険証(マイナ保険証)
- お薬手帳
- 血をさらさらにする薬の名前が分かるもの(飲んでいる方のみ)
- 健診の結果や、ほかの医療機関で受けた検査の記録
- 膨らみが出ているときに撮った写真

専門医のワンポイント
外来でご相談を受けるなかで、いざ診察となると膨らみが消えてしまう方は多いです。膨らみが出ている時に撮ったスマートフォンの写真を見せていただけると、診断のいちばんの助けになります。
薬や持病の内容しだいで、局所麻酔にするか、入院して手術するか、それともしばらく経過を見るかといった、手術の進め方が変わります。入院して手術を受けるほうがよい場合は、連携先の病院へおつなぎする形になります。薬のことで気になる点があれば、受診の前に電話やLINEで相談してください。持ち物の一覧は初診で持ってくるもの、何科にかかるか迷うときの考え方は鼠径ヘルニアを診てもらう科のページです。
茨木から当院までの行き方
JRでも阪急でも、梅田までは乗り換えなし。

JR茨木駅から
JR京都線の快速なら、大阪駅まで15分ほど。新快速は茨木駅に止まらないので、乗るのは快速か普通の電車にしてください。大阪駅で降りてから当院までは、徒歩5分ほどの道のり。
阪急茨木市駅から
大阪梅田駅までは、特急で約17分、準急なら20分ほどかかります。駅から当院までも歩いて5分ほどで、道順は下の動画で確かめられます。
来る日を決める前に、大阪駅前の鼠径ヘルニア日帰り手術クリニックのトップページで、曜日ごとの診療時間の表を一度見ておいてください。
地図では、茨木市役所を起点に経路を描いています。
茨木市の人口構成と鼠径ヘルニア(脱腸)の潜在人数
茨木市の人口構成(高齢化率・男性比率)
| 項目 | 数 |
|---|---|
| 総人口 | 287,730人 |
| 65歳以上の割合(高齢化率) | 24.5% |
| 75歳以上の割合 | 12.5% |
| 男性の割合 | 48.2% |
出典:2020年国勢調査(e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ」)。65歳以上・75歳以上の割合は、年齢不詳を除いて計算しています。
茨木市は、65歳以上の方が24.5%です。75歳以上に絞ると12.5%。この病気が多いのは、年齢の高い男性です。
茨木市で想定される鼠径ヘルニア(脱腸)の潜在人数は?
男性138,658人を3で割ると、約46,200人。3で割ったのは、生涯でみると男性の3人に1人ほどがかかる病気だからです。一生を通して見たときの人数で、いま膨らみのある人の数ではありません。
手術の日の段取りと帰り道

3時間半から4時間。来院してから帰るまでの時間として、それくらいを見ておいてください。手術室に入るのは9時で、その前の15分で体調と麻酔科医の確認を済ませます。手術室を出てから1時間半ほどは個室の回復室で過ごしていただき、そのあいだに水が飲めるか、歩けるかを確かめてから帰り支度に入ります。帰りは12時15分ごろ。
手術を受けた日の帰り道は、車もバイクも自転車も、ご自分で運転するのは避けてください。帰りの足は、電車か、ご家族の迎えか。前もって決めておいてください。
関連記事:鼠径ヘルニア(脱腸)日帰り手術の流れと手術時間|当日のスケジュールと術後の過ごし方を専門医が解説
手術の日の段取りと病気の全体は、鼠径ヘルニア日帰り手術の進め方と脱腸について知っておきたいことにもまとめています。
強い痛みで膨らみが戻らないとき
戻らない、硬い、強く痛む。そこに吐き気やお腹の張りが加わって、便やガスまで出なくなっているなら、嵌頓(かんとん)と呼ばれる、急いで治療が要る状態を疑います。
予約があってもなくても、すぐに受診してください。夜間や休日なら救急外来へ。